紙の知識 ① 『紙の厚さの表記について』

query_builder 2021/11/03
手製本のこだわり

名古屋・大須 で手製本ノートの製作・販売をしております


手製本notebook Endpaper です。


本といえば紙は必須ですよね?


不定期にはなりますが、紙についても書いていきたいと思います。


まず ① としまして紙の厚さの表記について書いていきたいと思います。


紙の厚さを示すものとして


『連量』、『坪量』


という表記が知られています。


まず


『連量』


という表記についてですが


ここでいう「連」とは、ある一定のサイズの紙1,000枚を表す単位で
『連量』とは、この1連あたりの重量の事。


つまり


四六 70kg の紙というのは


四六判(788×1091㎜)のサイズの紙1000枚が70kgである
ということになります。


またノートなどの紙厚を表記するのに


『坪量』


という表記も使われてます。


これは、1平方メートルあたりの用紙の重さ


を表す単位です。


連量と坪量は以下の計算式で換算出来ます。


連量(kg)= 坪量(g/㎡)×面積(㎡)×1000枚÷1000(g/kg)
坪量(g/㎡)= 連量(kg)×1000(g/kg)÷1000枚÷面積(㎡)


一般的なコピー用紙の坪量は
64g/㎡
とのことなので、連量に換算すると
四六 55kg
となります。


当店の手製本ノートに主に使用しております


『キャサリン 四六70㌔』


という紙は、コピー用紙よりも少し厚めの紙と思っていただければ良いと思います。


製本には紙についての知識も必要になります。


少しずつですが、紙についてもブログに書いていきます。


よろしくお願いいたします。

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