紙の知識 ① 『紙の厚さの表記について』
名古屋・大須 で手製本ノートの製作・販売をしております
手製本notebook Endpaper です。
本といえば紙は必須ですよね?
不定期にはなりますが、紙についても書いていきたいと思います。
まず ① としまして紙の厚さの表記について書いていきたいと思います。
紙の厚さを示すものとして
『連量』、『坪量』
という表記が知られています。
まず
『連量』
という表記についてですが
ここでいう「連」とは、ある一定のサイズの紙1,000枚を表す単位で
『連量』とは、この1連あたりの重量の事。
つまり
四六 70kg の紙というのは
四六判(788×1091㎜)のサイズの紙1000枚が70kgである
ということになります。
またノートなどの紙厚を表記するのに
『坪量』
という表記も使われてます。
これは、1平方メートルあたりの用紙の重さ
を表す単位です。
連量と坪量は以下の計算式で換算出来ます。
連量(kg)= 坪量(g/㎡)×面積(㎡)×1000枚÷1000(g/kg)
坪量(g/㎡)= 連量(kg)×1000(g/kg)÷1000枚÷面積(㎡)
一般的なコピー用紙の坪量は
64g/㎡
とのことなので、連量に換算すると
四六 55kg
となります。
当店の手製本ノートに主に使用しております
『キャサリン 四六70㌔』
という紙は、コピー用紙よりも少し厚めの紙と思っていただければ良いと思います。
製本には紙についての知識も必要になります。
少しずつですが、紙についてもブログに書いていきます。
よろしくお願いいたします。
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